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湯河原町立湯河原中学校のNEWS

図書室探検 9/21 『 図書室のコロナ感染対策 』

2020.9.21

毎日、昼休みには30~40名の生徒が訪れます。

三密にならないよう、コロナウイルス対策に気を配っています。

 

座席場所を指定するカードです。

 

 

大テーブルは3名が使用可能です。

 

 

貸し出し業務の後はアルコールで消毒します。

 

 

毎日、居心地の良い空間で、楽しく過ごしてほしいと願っています。

 


年間行事(後期分)を掲載しました。

2020.9.16

トップページの「 年間行事 」のサイトよりご覧ください。


図書室探検 9/13 『 図書室のコーナー紹介 』

2020.9.13

図書室にはいくつかのコーナーがあります。

 

まず、「町立図書館からの借り受け本」のコーナーです。

 

湯河原中学校の鈴木明子司書や生徒の要望に応えて、湯河原町立図書館の職員のみなさんが運んできてくれた本を、一人2冊まで1週間借りることができます。

 

 

 

 

次に、「先生方や校長先生のおすすめ本」コーナーです。

 

先生方や校長先生が読んで面白かった本や作家、そして、子供たちに読んで欲しいと思った本や作家を紹介しています。

 

 

 

次は「新刊本」のコーナーです。

生徒にも大人気です。様々なジャンルの本が目に飛び込んできます。

 

 

 

 

 

 

最後は、「中学生に読んで欲しい30冊」と「うちどくブックガイドのおすすめ本」のコーナーです。

 

出版会社の新潮文庫が選んだ30冊が紹介されています。

 

また、町立図書館の職員の方が厳選した「うちどく本」も紹介されています。

 

 

それぞれのコーナーに特徴があり、図書室にいることが楽しいです。


図書室探検 9/8 『 学習コーナー増設 』

2020.9.8

昨年の夏、図書室北面に学習コーナーを設置しました。

 

隣との仕切り板を設けたので、個室感覚で集中して学習できるようです。

 

設置から1年が経過し、放課後に静かに自習する生徒を頻繁に見かけるようになりました。

 

特に定期試験前にはたくさんの生徒が利用するようになったので、机・イス・照明を2セット増設し、計7セットになりました。

 

みなさんの勉強が益々はかどることを期待してます。どんどん利用してください。

 

 


校長室より 『 その人にとって 』 9/7

2020.9.7

「 その人にとって 」

 

 

今年の5月に、ひまわりの苗を寄贈してもらった町内に住む梅原雄蔵さんから、

職員玄関横の池用にと、水草と蓮(はす)を頂きました。

 

水草は池の水を浄化する作用があるそうです。

 

 

 

蓮は今にも咲きそうな黄色いつぼみを持っています。

 

 

梅原さんが言いました。

『 この蓮は旧湯河原中学校の中庭の池に生息していたものらしいです。 』

 

私の頭の中に旧湯河原中学校の中庭の景色が色鮮やかによみがえりました。

 

先日、このコラムに書いた「ネジバナ」もその池の周りで咲いていましたし、

 

現在の校舎中庭に移築された白い少年像「 珠 」も池の隣にありました。

 

 

 

旧校舎中庭           現校舎中庭

 

水面の上で揺れている小さなつぼみが、思い出と重なって特別なつぼみに見えました。

 

湯河原中学校は長い歴史の中で、校地を移転して現在の海沿いの場所に至っていますが、色々な物で旧校地と繋がっていることを感じます。

その繋がりによって旧校舎育ちの卒業生にとっても、ここも母校だと思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

「思いやり」や「人権」のように

誰にとっても大切なものがあるように、

一人ひとり、その人にとって大切なものがあります。

自分の大切なものだけでなく、誰かの大切なものも一緒に大切にして行きたいです。

 

校長  石井 朝方


学校支援ボランティアについて

2020.8.27

大変申し訳ありませんが、現在ボランティアをお願いする活動がありません。

新型コロナウィルス感染状況が落ち着いたところで、募集のご案内を出す予定です。


校長室より 『 日々前進 日々努力 』 8/18

2020.8.18

「 日々前進 日々努力 」

 

明日19日から『 小田原・足柄下地区中学校スポーツ交流会 2020 』が始まります。

 

グランドでは照りつける夏の日差しをもろともせず、各部が残り少ない練習に汗を流しています。

 

体育館、武道場、卓球練習場は蒸し返すような暑さですが、こまめに水分補給をしながら練習しています。

 

 

たくさんの生徒が充分でなかった環境の中でも、あきらめずに粘り強く活動してきました。

今まで積み上げてきた練習に自信を持って、思い切って試合に臨んで欲しいです。

 

 

 

 

 

私がテニス部の顧問だった時

毎日の練習で部員にかけていた言葉

「 日々前進 日々努力 」

 

試合前日に選手にかけていた言葉

「 ペアと仲間と顧問、そして、自分を信じて戦いなさい。」

 

湯中生の活躍を期待しています。

 

 

校 長  石井  朝方


校長室より 『 くちびるに歌を 』 8/2

2020.8.2

「 くちびるに歌を 」

 

先日、生徒代表と今年度の行事について話し合った時に嬉しく思ったことがあります。

それは、私の想像以上に3年生がクラス合唱や学年合唱を大切に考えているところです。

 

 

私から、

『 今以上に感染状況が改善されないと、今年は合唱コンクールを開催できないかもしれない 』

 

と告げると、3年生が発言しました。

 

「 現在、コロナ感染の影響で音楽の授業中に合唱の練習ができていません。

もしも、このまま充分な練習ができず、自分たちが満足できないクラス合唱になってしまうなら3年生で発表し合うのは嫌です。」

 

「 半年たって今より状況が良くなっていたら、納得できる練習をしたいです。そして、卒業式に学年合唱をして、後輩や保護者に聞いてもらいたいです。」

 

学年の仲間と歌うことを大事にしたいという気持ちを知り、私はとても心打たれました。

 

昨年の合唱コンクールに向かっていた姿と、3年生の生徒代表の言葉、そして、彼らの成長を重ねて、3年生の思いのこもった歌を聞きたいと強く思いました。

 

 

歌うことは、何かを乗り越える力を得られるようにも感じます。

 

今の願いは、来年の3月にコロナ感染状況が落ち着き、卒業式で3年生の学年合唱が聞けることです。

 

校長 石井 朝方


校長室より 『 学校行事 』 7/13

2020.7.13

「 学校行事 」

 

先日、今年度の学校行事について生徒たちと意見交換をしました。

 

生徒代表として各学年から学年委員長と副委員長、生徒会から生徒会長と副会長の計12名に集まってもらい、今回は運動会と合唱コンクールについて話し合いました。

 

私からコロナ感染予防下で例年のような内容では実施できない現状を説明したのち、それぞれの考えを発言してもらいました。

 

* 運動会の内容(種目)について

 

「生徒の接触を軽減するために綱を持つ間隔を広くすれば、綱引きを実施できませんか。」

 

「クラスリレーではバトンを使わず、前の走者が線を越えたら次の走者がスタートする方法はどうですか。」

 

「スポーツ大会と抱き合わせにして、接触の少ないネット型スポーツ、例えばバレーボールや卓球、バドミントンなどを会場を分散して実施したらどうですか。」

 

 

 

 

* 感染予防のために、運動会を無観客(保護者不参加)にした場合について

 

「3年生は中学校最後の運動会です。本当は家族に自分の活躍を見てもらいたいけれど、現在の神奈川県の感染状況では無観客も仕方ないです。」

 

「1年生の私たちは来年があるから、3年生の保護者だけ参加できるようにしてはどうですか」。

 

「観客が応援してくれると私たちの気持ちも盛り上がります。しかし、今年は家族に感染させることの方が心配です。」

 

「後日、写真や映像をDVDにして各家庭に配布したらどうですか。」

 

* 現段階では飛沫感染予防のため、合唱コンクールに向けて集団で歌う練習を始められない状況について

 

「今は合唱練習することは難しいです。その分、3年生として卒業式には充分に練習した学年合唱を保護者や後輩に聞かせたいです。」

 

 

難しい問題に対して湯河原中学校の生徒たちは、一生懸命よく考えてくれます。

3年生の最上級生としての意見に成長を感じました。

 

私たち職員は感染状況や生徒たちの意見を参考にしながら、これからの行事開催を判断し,

限られた条件下ですが生徒と一丸となって行事を作っていきます。

 

校長  石井  朝方


校長室より 『 仕事 』 7/6

2020.7.6

「 仕事 」

 

3年生と校長面談をしていると、将来やってみたい仕事について話してくれる生徒がいます。

その仕事を選んだ理由や目的は様々ですが、自分の未来について15歳なりに一生懸命考えていています。

 

今年で38歳になる教え子から連絡がありました。

彼は地元を離れ、近県で建設業に従事しています。

「 現場監督として神奈川県内で造っていた建物ができあがったので、先生に見て欲しい 」

 

後日、案内された建物は想像以上に立派なできばえで驚きました。

完成を待ちわびている家族がどこかにいて、この建物と一緒にこれから幸せに暮らしていくのだなと想像して、私は自分事のように誇らしく感じ、見学に誘ってくれたことをとても嬉しく思いました。

 

彼の中学生時代を振り返ると、手先が器用で美術や技術家庭が得意でした。川釣りが趣味でルアー(擬似餌)を手作りしていました。

そして、何よりも友達や周りの人を喜ばせることが大好きな少年でした。

 

彼は今も、あの頃と同じように、大工として誠実に家を建てることでお客さんを喜ばせています。

自分の得意なことを活かして人生を歩んでいます。

 

 

もう日が沈みかけて薄暗い中、作業工程を丁寧に説明してくれる大人びた彼の横顔に、卒業してからの年月を大切に生きてきた証を見た気がしました。

 

校長 石井 朝方


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