似ていたとしてもどこか違う
2022.5.14
1年生はいま、美術の授業で色について学んでいます。
色相環作りでは、赤色・青色・黄色の3色から、12色を作りだしました。
完成した色相環を並べてみると、みんな同じ色を目指して作っているのに、一人ひとり色合いが絶妙に異なっていることに気が付きました。
みんな、見ている景色や考え方、性格など、似ていたとしてもどこか違う。
誰一人として、同じ人間はいない。
みんながみんなかけがえのない一人なのだということを、色相環を見てふと考えました。
美術科担当
中学生の修学旅行
2022.4.29
今年度の3年生は、「中学生の修学旅行」を知らない。
ホテルの部屋にはテレビがあって、自由時間には見ても良いことに驚いていました。
ある程度の自由な時間があり、約束事の範囲の中でその自由な時間を楽しんでもよいことに驚いていました。
なぜそんなことに驚くのだろうと思っていました。
そうだ。彼らの先輩たちは修学旅行に行けなかったのだ。先輩たちから修学旅行の情報を手に入れていないから、「中学生の修学旅行」がどんなものなのか知らないのです。
「約束事の中で自由を楽しむ」ことを学習するための大切な行事。当たり前に実施してあげたいものです。
3年職員 粟飯島
部活動集会がありました
2022.4.29
4月27日(水)の4校時に部活動集会が開催されました。
1年生はこの日から部活動に正式に入部となります。
新しく仲間が加わることは、とても嬉しいことですね。
吹奏楽部も、新しい仲間を迎えて自己紹介を行いました。1年生は少し緊張している様子でしたが、2・3年生の1年生を歓迎する雰囲気がとてもよいなと感じました。
新しく部活に入った生徒は、しばらくは慣れないことも多いと思います。怪我や事故に気をつけて活動をしてください。そうでない生徒も4月の疲れが出てくる時期です。体調に気をつけて過ごしてください。
3学年職員 村上弘幸
植物たち
2022.4.26
4月の始めに、新2年生から観葉植物(おそらくオリヅルラン)の子株を分けてもらいました。
ペットボトルで栽培していたところ、ぐんぐんと根が伸びていき、底に根がつきそうなぐらいまで成長しました。
晴れの日や雨の日、暑い日や寒い日が繰り返される中、負けじと成長する姿を見て、命のたくましさを感じました。
中学校の花壇にも、多くの花が咲いています。
整美委員の生徒が毎日、水やりをしてくれています。
「湯河原中学校に関わる多くの人の心が癒されてくれたらいいな」と思い、紹介しました。
3学年職員 村上弘幸
授業も本格的にスタートしました
2022.4.13
新学期もあっという間に1週間がたちました。1年生も少しずつだけど、中学校生活に慣れてきたようです。
授業も本格的にスタートしました。新しい教科書、新しいノートを見ると、それだけで、「さあ、頑張ろう」という気持ちになると思います。その思いを大切にして、毎日の予習、復習をコツコツ行っていきましょう。
1学年主任 桑原 紀明
すごいね3年生
2022.4.13
「3年生として、お手本になる学年になってほしい」そう思って4月5日を迎えました。そんな中、3年生の2日間の姿はどうであったか。職員室の先生方のつぶやきです。
「3年生すごいね」「(準備・片づけなどに)良く動いてくれる」「(式での)聴く姿勢が素晴らしい」などを多くの先生方が言っていました。1年生から見てきた子たちが、こうして立派な姿を見せ、それを周りの人たちが認めてくれている。とても嬉しいことです。
これから先、3年生の見せる姿にぜひ保護者の皆さんも注目していてください。
3年職員 藤井伸恭
1年間を楽しみながら振り返る
2022.3.22
2年生は、スライドショー委員会と学年委員会のメンバーで、2年生の1年間を振り返るスライドショーを制作しています。
「1年間を楽しみながら振り返る」ことを目的として、写真を選んだり、オープニングムービーを撮影したり、限られた時間の中で良いものを作り上げようと頑張っています。
完成したスライドショーは、3月24日の学年集会で上映されます。きっと目的の通り、楽しみながら振り返ることができるでしょう。みんなの表情を見たり、感想を聞いたりするのが、とても楽しみです。
制作の様子
2年職員 木口
第2学年性教育講演会
2022.3.18
3月17日(木)の4時間目に、性教育講演会が行われました。
「今の自分が自分である確率は250兆分の1」という話から始まりました。数字を聴いただけで、自分が生まれてきたことは本当に奇跡なのだと感じました。
また、「赤ん坊は話しかけたり、抱っこしたりして安心させてあげないと生きられない。生まれた命は放っておけない。わたしたちはみんな毎日大切にされた歴史を持っている」という話がとても心に響きました。
最後に出産の動画を見ました。赤ん坊が産声を上げて生まれてくる。それを涙を流しながら喜ぶ父母。そんなシーンを見ていると、色々と思い出し、目頭が熱くなりました。同じ気持ちだった職員が2人いました。
その日、家に帰ると玄関に走ってきた自分の子どもを、おもいっきり抱きしめました。
子どもは嬉しそうに笑ってくれました。いつもすることですが、わたしの心の中はいつもと違いました。
2年職員 粟飯島
一年間を終えて
2022.3.16
今週に入り、今年度最後の授業を行うクラスがいくつか出始めました。
本時が今年度最後の音楽の授業と知ると、子どもたちは「はやいなぁ」「もっとやりたかった」などと口々に言ってくれます。
毎週の音楽の授業を楽しみにしてくれている子どもたちが多く、とても嬉しく感じました。
私は、年度の最後の授業では、授業のアンケートを行うようにしています。
(この一年間、楽しかった活動は?難しかった活動は?先生はみんなが活動しやすいように環境を作ってますか?…など)
アンケートの結果を見ると、自分自身が改善するべきところ、子どもたちが「できるようになってうれしかった」と感じているところなどを、改めて意識することができます。
子どもも大人も何かとバタバタする年度末ですが、この期間を大切にして過ごしていきたいと感じました。
1年職員 村上弘幸
春
2022.3.4
早咲きの桜が開花を始めています。今、三分咲きくらいでしょうか。
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし / 在原業平
昨年の春にブログを書いたときにも紹介したこの和歌は、古今和歌集に収録されています。
「人は桜が咲くのを待ち、咲いたら今度は散るのが気になり落ち着かない。桜があるために人々の心が穏やかでない。」と、人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品です。
3月に入ると、河津桜、おかめ桜、春めき桜、ソメイヨシノ、大島桜、八重桜と、時期をずらしながら桜が咲いています。
今まで色味のなかった冬の景色から、桜のピンク色に染まっていくのがとてもきれいです。他にも、菜の花・ミモザの色、梅の色など、春の花が景色を鮮やかにしていきます。
別れや新しい出会いがあり、不安で落ち着かない「春」が私は苦手です。
もちろん楽しみもあるのですが、どうしてもそわそわしてしまいます。
でも、桜は好きです。18歳のときに初めて桜を見たのですが、そのときの感動は忘れられません。
桜がなければ、もっと春をが苦手だっただろうと思います。
3年生はもうすぐ卒業、そして1・2年生も学校に来るのはあと15日程。
どのクラスで授業をするのも楽しかったので、自分の担任するクラスとのお別れも、他のクラスとのお別れも、すでに寂しいなと思ってしまっています。
来年度のクラスもきっとそれぞれに楽しくて、また年度末には「お別れが寂しい」と言っているのだろうけれど。
あっという間の1年間でした。
つい最近桜が散ることを寂しがっていたはずなのに、もう桜の季節がきていることに驚きます。
今年も、少しでも長く桜に咲いていてほしいです。