校舎めぐり(1年生)と夏告げ鳥
2020.6.10
6/9(火)の1時間目に1年生の校舎めぐりが実施(じっし)されました。
この写真は職員玄関(しょくいんげんかん)・事務室(じむしつ)などの説明を聞いているところです。
一回きりの校舎めぐりでは、なかなか把握(はあく)しきれないと思いますが、
通常日課になり特別教室を使った授業が始まれば徐々(じょじょ)に慣(な)れて、覚えられることでしょう。
そんな校舎めぐりをする1年生を応援するかのように、ある鳥の声が聞こえました。
さて、そこでクイズです!
(photolibrary https://www.photolibrary.jp より)
その鳴き声の主(ぬし)であるこの鳥は、何という鳥でしょう?
ヒント① 実はこの花も同じ名前です。なんとなく模様(もよう)が似ていますね。
ヒント② この鳥は「特許許可局(とっきょきょかきょく)」と鳴きます。
ヒント③ 次の作品の▲▲▲▲▲にこの鳥の名前が入ります。
*百人一首では…▲▲▲▲▲ 鳴きつる方を 眺(なが)むれば ただ有明(ありあけ)の 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)
*俳句では…目には青葉 山▲▲▲▲▲ 初鰹(はつがつお) (山口素堂)
*そして徳川家康のことばと言われている有名な句では…鳴かぬなら 鳴くまで待とう ▲▲▲▲▲
答えは、そう、ホトトギスです。
今は便利(べんり)な時代ですから「ホトトギスの鳴き声」と検索(けんさく)すると、すぐに聞くことができます。
ぜひぜひ聞いてみてください。
きっと、「あ、この声、聞いたことある!」と思い当たる人も多いでしょう。
「最近、鳴いているのを聞いたよ!」という人もいるかもしれません。
ウグイスが「春告(はるつ)げ鳥」と言われているように、ホトトギスは「夏告げ鳥」と言われています。
いにしえの人々はホトトギスの声に夏の訪(おとず)れを感じ、歌などに詠(よ)んできました。
夏の到来(とうらい)を告げるその声に耳を澄ますと、文学作品も、昔のひとの感覚も、時を超えていっそう身近に感じることができるのではないでしょうか。(久)