3年生のみなさんへ ~ACT~
2020.7.22
昨日は、ACTの活動がありました。
ACTは アート・コミュニケーション・トレーニングの略です。
ACTとは 「人と人とが関わりながら生きていくために」を テーマとする湯河原町発のコミュニケーション教育 のひとつです。
アートを教える授業で はなく、芸術体験を通じて生きていくための力を学 ぼうとするもので、そこでは試行錯誤や紆余曲折、 つまり「トライ・アンド・エラー」が創造的な行為 として推奨されているということです。
そして、この活動を通じて「上手くいく根拠はないけれど、やってみて良い」と自分に思える、そういう「自分への信頼感=本当の意味での自信」を育むことを目指しています。
今日のACTのテーマは『描くをかさねる』です。
白紙の紙がありペアで、お互いに1本ずつ自由に線を引き、計6本の線を引きます。
それによってできた形に、お互いに色を塗っていきます。
塗るときにはみ出すことに恐れないや相談しないなどルールがある中で、1つの作品を作っていきます。
『思うようにいかない現状』とのんびり付き合っていく時間です。
今回の目的は、個人の想定や予測が及ばない制作過程から、相互作用の大切さと『今・その時』という“かけがえのなさ”を確認することです。
ペアで制作した作品を周囲と見せ合いながら鑑賞してました。
失敗や正解がない活動だったので、とても楽しそうにペアワークをしていました。
(3年職員 志田)