2年生学年だより
2021.4.8
新しいクラスとなり、3日が過ぎました。
今、心の中にある「がんばるぞ!」「こんな風になりたい!」という気持ちを忘れずに、真剣に全力で学校生活を送ってもらいたいです。
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進級・入学の日
2021.4.7
進級・入学おめでとうございます。
新しいクラスで心機一転!!
色んなことに挑戦し絆を深め、謙虚に学び、自慢したくなるような学校に!!
5日の入学式は、3年生が準備をしてくれました。ありがとうございます。テキパキと行動し、仕事を探し、着任された先生から「湯河原中学校の3年生はすばらしいね!とっても気が利く、3年生だね。」と言っていました。最上級生として、学校を背負い輝いていく姿が目に浮かびます。本当にありがとう!! そして1年間がんばりましょう!
3年職員 今井
みんなのパワー
2021.4.7
一昨日、久しぶりに生徒の皆さんに会いました。学校は生徒がいないと驚くほど静かで寂しいところなんです(藤井の個人的な見解ですが)。だけど、みんなが登校してきたとたん、あんなに寂しかったコンクリートの壁に、みんなの元気のある声が反響しあい、活気に満ちたパワースポットへと姿を変えます。私も自然に笑顔になりました。
みんなのパワーは本当にすごいですね。昨年度は行事が全くできませんでした。今年度は行事が実施され、みんなのパワーが全開で発揮されることを楽しみにしています!
みんなのパワーで、学校に、そして湯河原に元気を与えてくれ!
2年職員 藤井伸恭
対面式
2021.4.7
昨日は、対面式がおこなわれました。
1年生と2・3年生が向かい合い、
生徒会が中心となって、つぎのような内容でおこなわれました。
・生徒会長から歓迎のことば
・各専門委員長から委員会の紹介
・学校生活の紹介
・新入生代表のことば
・先生方による遅刻に関する劇
1年生は、この対面式で これからの中学校生活が
「ドキドキ」から「ワクワク」に変わったのではないでしょうか。
1年生、2年生、3年生、全員が楽しい学校生活を送れるように
していきましょう。
保健室 神馬道子
「4月1日」
2021.4.1
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし / 在原業平
この和歌は、古今和歌集に収録されているものです。
「人は桜が咲くのを待ち、咲いたら今度は散るのが気になり落ち着かない。
桜があるために人々の心が穏やかでない。」と、人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品です。
私がこの作品に出会ったときには、その意味がわかりませんでした。
初めて桜を見たのは実家を出た18歳のとき。
進学先の大学へ向かう高速道路の車窓から見た桜に目を奪われました。
こんなに美しい花なのかと感動したことを覚えています。
それからは桜が大好きな花のひとつになり、開花が楽しみで、散るのが寂しいと思いながら春を迎え、過ごすようになりました。
今年も桜が満開。少しでも長く咲いていてほしいです。
そしてそんな春うららかな中、今日から新年度が始まります。
昨日は離・退任された先生方とお別れをして、今日は新しく湯中に来られた先生方に出会いました。
3月31日と4月1日はたった1日の違いなのに、とても大きな違いがあるように感じます。
桜に心ののどかさを乱されるように、春は不安や期待が入り混じる季節です。
中学校生活や新しいクラスへの不安もあるかもしれませんが、新しい出会いをきっかけに、さらに成長できる一年になりますように。
今日は、会議続きの1日。
新年度に向けて準備を頑張ります。
石井朝方(第20代校長) “令和2年度卒業式 校長よりはなむけのことば” から
2021.3.31
私は昨年の2月まで、世界がこんなに変わってしまうなんて想像できませんでした。
新型コロナウィルスによって学校生活も一変しました。
毎年、当たり前のように実施してきた修学旅行や運動会、部活動の大会・コンクール、学習発表会や合唱コンクール等の行事がいつも通りにできなくて寂しい思いをした人も多かったでしょう。
しかし、そんな状況下でも中学生活を前向きに過ごし、乗り越えてきた人がたくさんいて嬉しく思いました。
そして、人間関係では例年以上に色々な学びがあったのだなと感じられるできことがありました。
湯河原町内の方から聞いたのですが、以前は、一人や少人数で登下校することの多かった湯中生が、6月に臨時休業を明けてからは、集団で楽しそうに登下校する姿がたくさん見られるようになったそうです。
それは町の中で、とても微笑ましい風景になっていると言っていました。
休業中の寂しさと学校に行っても密にならないように距離を取らないといけないことから心は近づきたいと皆が思い、友達と一緒に登下校するようになったのでしょう。
コロナ感染は、仲間と一緒にいる時がかけがえのない時間であることを再確認させ、人と話すことで心が安定することを学ばせてくれたように感じます。
また、会えない人たちに対して、今何をしているのか考えたり、健康状態を心配したりもしました。自由に人に会えないことが、相手の思いを想像させ、相手の思いを理解しようとし、その思いに寄り添うようになったように思います。
最近この赤いストラップを見かけることがあります。ヘルプマークと言うそうです。
町役場の社会福祉課で希望する町民に配布しています。
外見からはわからない困りごとを持った人が援助や配慮が必要であることを周りの人に知ってもらうために身につけています。
例えば、電車内に松葉杖を使っている人が荷物を持って立っている姿を見たら、困っているだろうと予想できます。
そして、その日、自分の体調が元気ならば、席を譲ることとか、荷物を持つことを申し出ることができます。
しかし、援助や配慮を必要としていることが外見からはわかりづらい人に会った時、例えば、義足や人工関節を付けている人、心臓などの内臓疾患の人や妊娠初期でまだお腹のふくらみが目立たない人などには何の手助けもできません。
だから、ヘルプマークを付けていればその人が配慮を求めていることが分かって、援助しやすくなります。
素晴らしいアイデアです。
そして、もう一つ素晴らしいマークを見つけました。
それが、このサポートハートマークです。
「私は手助けが必要な人に手助けをしたいと思っていますよ。」というメッセージマークです。
困っている人は、このマークを身につけている人には声をかけて頼みやすいでしょうし、自分のヘルプマークをそっと見せるだけでも思いを伝えることができるかもしれません。
マークを使った暖かなやり取りが世の中で頻繁に行われるようになったら素敵です。
こんな風に、人は思いを伝えるためにいろいろな努力をしています。
自分とすべて同じ考え方の人はいません。
考えの違う人が集まって、世の中は成立し、意見が違うからこそ寄り添おうと努力しています。
卒業するみなさんには、自分の気持ちを伝えるために努力することと、相手の気持ちをわかろうと努力することは、コロナ感染が収束してもこれからずっと続けてほしいです。
そして、皆さんがヘルプマークもサポートハートマークも掲示しなくても心が通じる仲間をたくさん作ってくれることを期待しています。
今、あなたができないと思っていたとしても、人は変わることができます。
努力すればきっと変われます。今よりもさらに成長し、いつかたくさんの人に寄り添える人になってください。
そして、この湯河原町を暖かな心でいっぱいにして、みんなが幸せに生活できる町にしていってください。
石井 朝方(いしい ともえ)プロフィール
1960年、二宮町生まれ。母親は吉浜中学校と統合後の湯河原中学校の元音楽教員。祖母宅が吉浜にあり、幼少期より湯河原町に親しんでいる。1990年、湯河原中学校に数学教員として着任し6年間在籍。2017年、湯河原町立東台福浦小学校長として着任。2018年、第20代湯河原町立湯河原中学校長として着任。
令和2年度の終わり
2021.3.31
令和2年度が、本日をもって終わりになります。
中学校では、新年度に向けて着々と準備をしています。
皆さんも新年度に向けて準備をしていますか?
気持ちを新たに何か目標を持ったり、新しいことにチャレンジしてみたりしてみるのも良いかもしれませんね。
自分は、新年度前に必ず『新しい文房具』を買います。
気持ちの問題だと思いますが、仕事頑張ろうと改めて思います。
皆さんも新しい文房具を買うときや、初めて使うときは嬉しくないですか?
自分は映画を観に行ったついでに付箋(ふせん)を買いました。
色々な工夫で、気持ちを新たに頑張ってみるのも良いかもしれませんね。
また、湯河原中学校を離退任なされる先生方には様々なことで支えていただきました。
離退任式はもう終わっていますが、本当の最終日になると別れが寂しいですね。
今まで、ありがとうございました。
皆さんのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
3年職員 志田
惜桜
2021.3.31
「山笑う」
これは春の季語です。この言葉を初めて聞いたとき、私は山が大笑いするさまを想像してしまいました。
この写真のように柔らかな緑の葉を見ると、もっと穏やかな優しい笑いがふさわしいかなと思います。
そしてこちらはアクロスプラザ前の桜です。おおいかぶさるように咲くので、木の下に立つと桜の花天井がうっとりするくらい美しいです。
今年は雨風が強く気温も高かったので、四月の入学式は葉桜でしょうか。
出会いと別れの春にふさわしい桜に、しばし見とれました。
桜が満開ですね・・・
2021.3.30
桜が満開になりました。
毎日通勤で使っている真鶴道路脇に植えられている桜の木々がきれいに咲き誇り、うっとり見とれてしまいます。
桜って本当にきれいですね。
桜の木にうっすらピンク色のつぼみが見られ始めると「ああ~、春がきたんだな。」と思うのと同時にお別れの季節だとも感じ、なんとも言えない気持ちになります。
新たな1年の始まりを、どんな1年になるのだろうと楽しみに感じていますが、4月を迎えるのは、誰でも期待を持ちつつも不安や心配の気持ちもあります。
新しい生活の波に少しでも早く乗れたらと思います。
春の嵐は穏やかではなく、昨日も雨や風が強かったようです。
それでも、まだまだきれいな花びらはちゃんと残っています。
きれいな桜の見ごろは短い間だけでですが、寒い寒い冬の間を耐え忍んで生き、そして見事な花を咲かせる桜。
この桜のようにいつか花咲く明るい未来が世の中に訪れることを期待したいです。
今年度、私が担当するブログは今日が最後になりました。
1年間ありがとうございました。
8組担当:佐々木 正美