校長室より 『 褒(ほ)められる 』 11/15
2020.11.15
「 褒(ほ)められる 」
教え子が訪ねて来ました。
カステラを土産に持って。
会うのは3年ぶりです。
彼は良いことをした時、頑張った時にやってきます。
だから,私は会うたびに彼を褒めています。
人はいくつになっても誰かに褒めてもらうと嬉しくなります。
年を重ねても褒められてうれしいと思う経験を私は何度かしています。
自分の存在を認めてもらえるからでしょう。
しかし、彼のように自分から申告できる人は少数派です。
だから、子供たちの周りにいる大人は子供たちをもっともっと褒めてみてほしいです。
子供の周りには、家族、親戚、近所の人、そして教師もいます。
子供たちの行動を褒めようとして見ていればチャンスはたくさんあるはずです。
一番大切なのは、子供が頑張ったところを見のがさないことです。
何を褒められたか忘れても、褒められて暖かくなった気持ちはずっと心に残ります。
それが今後の支えになるかもしれません。
校 長 石井 朝方