校長室より 『 3年生へ 卒業式を前に 』 3/10
2021.3.10
「 心は近くに 」
昨年の2月まで、世界がこんなに変わってしまうなんて想像できませんでした。
新型コロナウィルスによって学校生活も一変しました。
毎年、当たり前のように実施してきた修学旅行や運動会、部活動の大会・コンクール学習、発表会等の行事がいつも通りにできなくて寂しい思いをした人も多かったでしょう。
しかし、コロナ禍でも中学生活を前向きに過ごし乗り越えてきたみ人もたくさんいたはずです。
特に人間関係では色々な学びがあったように感じることがありました。
地域の方々から、こんな話をうかがいました。
「以前は、一人や少人数で登下校することの多かった湯中生が、臨時休業を明けてからは集団で楽しそうに登下校する姿がたくさん見られる。それは町の中で、とても微笑ましい風景だ。」と
休業中の寂しさと学校に行っても密にならないように距離を取らないといけないことから心は近づきたいと皆が思い、友達と一緒に登下校するようになったのでしょう。
仲間と少しでも一緒にいたいと思う気持ちをこれからも大切にしてください。
卒業する皆さんの輝かしい未来に、幸多いことを祈ります。
明日は、素晴らしい卒業式にしましょう。
校 長 石井 朝方