令和5年最初の全校集会を行いました。
2023.1.10
令和5年1月10日(火)
新しい年を迎え、生徒も職員も新たな気持ちで、全校集会に臨んでいました。
本校は2学期制のため、始業式ではなく「第Ⅲ期」のはじめ式という形で、行いました。
最初に私から、「肩書き」と「人間性」について話をしました。
肩書きは、役職ととらえることもできますが、役職は組織の中での役割や分担のために与えられるものと考えます。一方、肩書は、もう少し範囲が広く、資格があるものもあれば、ないものもあります。例えば、アイドルやスポーツ選手など特に資格はなくても、自分を磨くことで周りの人たちが認めてくれれば、その立場として、振舞うことができます。
ここで大切なのは、肩書が先行し、肩書に対して仕方なく従うのか、それともその人の人間性に対して信頼しているからこそ、自らともに歩もうとするのかです。
できることなら、肩書や役職がある人こそ、どんな人に対しても平等であってほしいと思います。また、肩書や役職がある人は特に、困っている人(中学生であれば、いじめをしている人や傍観している人)がいたら、率先して助けることができる(中学生であれば、「やめようよ」と言える)そんな存在であってほしいと訴えました。
もっと言えば、肩書や役職など関係なく、人としてあたたかな気持ちをもって、人に接してほしいと思います。
最後に私が中学生時代に考えさせられた、長渕 剛さんの「暗闇の中の言葉」を歌わせていただき、メッセージとしました。
生徒のみなさんも、教職員も真剣に聴いていただき、感謝です。
今年一年が、湯河原中学校に関わる全ての人にとって、明るく楽しいものになってほしいと願っています。
校長の話の後は、各学年および8組の代表生徒による、今年の決意が発表されました。一人ひとりが発表し終わると、大きな拍手が体育館内に響きました。
また、12月に表彰式で表彰しきれなかった生徒のみなさんの表彰も行いました。
では、これからも湯河原中学校をどうぞよろしくお願いいたします。