2月14日は公立高校の入試日でした。
2025.2.16
令和7年2月14日(金)は公立高校の入試の日でした。
今から30年以上前は、2年生の時にアチーブメントテスト(通称:ア:テスト)が行われ、神奈川県の中学2年生は、1月から実施日の3月中旬(だいたい卒業式後)まで、部活動も中止となり、勉強一本に集中した時期を過ごしました。高校入学に向けた資料の約2割程度がこのテストにより決まってしまうからです。9教科各50点満点の450点満点テストです。
当時、担任の先生から、素点と10段階評価の長さ15センチ程度で、幅が1センチにも満たない帯のような紙を受け取り、自分の点数を確認しました。
今のように、希望した高校を受験するのではなく、このア・テストと2年生3学期の成績(学年成績)と3年生の2学期の成績(3年の1・2学期合わせたもの)の数値により、受験校を決められていたように覚えています。
また、現在のように必ず併願することもなく、先生から言われた通りに受検をしていた記憶があります。
現在は、自分の希望を第一優先としていることから、万が一を考え併願することが当たり前になってきています。
発表日は、受検した高校に出向き、昇降口前に時間になると貼られる、巻紙のようなものに書かれた合格者の受験番号を必死に探しました。
今は、出願から志願変更、合格発表までインターネットでのやり取りです。
私が教師になったころまでは、各高校の校門に中学の先生が待ち構えて、自分の学校の生徒を励ました記憶があります。
入試のシステムなどは変わりましたが、受検生(受験生)の気持ちと保護者の気持ちは、今も昔も変わらないと思います。
3年生も残り1か月となりました。
悔いのない、中学校生活を送ってください。
漆谷