1年生の総合「職業調べ」新聞づくり
2021.1.15
今、1年生の総合では、冬休み中の課題だった「職業調べ」を個人新聞にまとめる作業をしています。
自分が将来就きたい職業について調べた人、身近な人に取材してまとめてきた人。
皆それぞれに構成を考え、丁寧に作業に取り組んでいました。完成が楽しみです。
さて、だいぶ前になりますが、あるファミリーレストラン…
に立ち寄ったことがありました。
そこで大好きな餃子を待っている間、
座席そばの壁面の大きな額に目がとまりました。そこには
と書いてありました。(縦書きなので右側から読みます。)
漢字だけなので(白文)、意味はわからないだろうと思いましたが
眺めているうちに、
「不」は打ち消しだから「不言」で「言わざる」、
「自」は「より」か「おのずから」、「蹊」は「みち」だろうなぁ…など、
パズルのピースがはまっていくように少しずつ文章が見えてきたのです。
そして、このような形までたどり着きました。
訓読文にしてみると、授業で漢文を学んだ皆さんも読めるのではないでしょうか。
「桃李いわざれども、下おのずから蹊を成す」
(桃や李はなにも言わないけれど、そのおいしい実を食べたいと思う人が木のもとに集まるので、その下には自然と道ができる。)
つまり「魅力あるものに自然と人は集まる」
…おいしいものを食べたいと思う人が集うような魅力ある店を目指し、そのことばにちなんで桃をマークにしました。
…ということでしょうか。
そのお店を宣伝するわけではありませんが、仕事にかける熱い思いや意気込みが伝わってきました。
もちろん、餃子はとてもおいしかったです。
1年担当 志田