397年ぶりの天体ショー
2020.12.21
現在、3年生の理科では「天体」を学習中です。
今日の授業の終わりにこんな質問をされました。
「土星と木星が大接近するってニュースで見たので、家にある双眼鏡で観てみたんです。 そうしたら、土星の環が観えなかったんですけど、どのくらいの望遠鏡なら土星の環まで見えるんですかねぇ…。」
学習したことを、さらに深めようとしていることにとても感心しました。
調べてみると、100倍程度の望遠鏡なら土星の環がよく観察できるようです。
この天体ショーは397年ぶりの現象で、日の入り後、1時間だけ観察できるそうです。
月も近くに見えるらしいですよ。
最接近した状態は21日の日の入り後の1時間で、条件が良ければ肉眼でも二つの惑星が並んでいる様子が観察できるようです。(さすがに環は観えませんが…)
早速、学校の中庭から観測してみました。残念ながら学校の望遠鏡でも環は観測できませんでした。
写真はカメラでの撮影です。
月と土星と木星 景観を入れるのも観測のポイントでしたね
夜間の天体の観察の際は、授業のDVDで観たように、安全のため大人と行動しましょう。
3年 露木
↓参考資料 ©国立天文台