石膏デッサン
2022.2.9
美術部では冬休みから、石膏デッサンに挑戦しています。
石膏デッサンとは、石膏像(古代の彫刻作品を石膏という白い材料で複製したもの)を木炭や鉛筆で描くものです。今回は、木炭を使って描きました。
はじめて挑戦する部員は、木炭の使い心地に慣れなかったり、形が取れなかったりと、苦しい思いを感じながら向き合っています。私も学生の頃に何度も石膏デッサンに挑戦しましたが、すんなりと描けたことはありません。そして、描く前はいつも高い壁を感じました。だからこそ、描き上げた後の達成感や、身に着いた力を感じた時の喜びはとても大きいです。
部員へは、「手を動かす時間よりも、見る時間を長く取ろう」という話をしました。見る力を育てるためですが、これが本当に難しい。ぜひ、最後まで向き合って欲しいです。
2年職員 木口