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湯河原町立湯河原中学校のNEWS

今日は七夕です

2020.7.8

7月7日、今日は「七夕」です。笹竹に願い事を書いた短冊を飾り、星空を見上げる…そんな夜にしたいですが、今現在のお天気は雨模様。

織姫と彦星の年に1回のデートは、今年はお預けかもしれません。

 

さて、「七夕」の由来は中国の次のようなお話です。

昔、機織りの上手な娘、織姫が住んでいました。

織姫の父である天帝(天の神様)は、年頃になった娘の結婚相手を探していました。

そこで目に留まったのが働き者の牛飼い、彦星です。

織姫と彦星は会った途端に恋に落ち、めでたく結婚したのですが、二人は仲が良すぎて全く働かなくなってしまいます。

怒った天帝は、天の川で二人の間を隔てて離れ離れにしてしまいました。

しかし、嘆き悲しむ二人を見た天帝は哀れに思い、年に1度だけ会うことを許したのでした。

こうして、織姫と彦星は年に1度の七夕の日だけ、天帝が遣わしたカササギの羽を渡って会うことができるようになったのです。

 

機織り上手の織姫にちなんで、裁縫や習い事の上達を祈願するようになったのが「七夕」だと言われているそうです。

日本には奈良時代ごろに伝わり、江戸時代には今のように短冊を飾る風習になっていたようです。

「七夕の日の朝、サトイモの葉にたまっている露で墨をすって短冊に字を書くと、字が上達する」とも言われていたとか。

面白いですね。

ちなみに、七夕の行事食は「そうめん」だそうです。

何となく天の川に似ているからでしょうか?

 

 

今日降る雨を「催涙雨(催涙雨)」というらしい。

二人の「会いたい」気持ちは叶わず、涙雨となりそうです。

来年の今日にはコロナ禍が収まっていて、二人が笑顔で再会できるといいですね。

 

『1日も早くコロナ禍が収まり、みんなが笑顔で過ごせる世界になりますように・・・』

 

2年学年主任   木村 久美子


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