図書室より「子ども読書まつりがありました」
2022.12.9
12月4日に町立図書館で「子ども読書まつり」が開催されました。コロナ禍で、イベント形式で行うのは3年ぶりとのことでした。
このイベントの中で「ビブリオバトル」が行われたのですが、これに湯中生4人が参加してくれました。
ところで、ビブリオバトルって知っていますか?まずは簡単に説明を…。「書評合戦」とも言われ、簡単に言えば自分が選んだ本のプレゼンを行い(公式ルールでは5分間。今回はミニバトルとして3分間)、聴衆に「読みたい」と思った本に投票してもらい、「チャンプ本」を決める…というものです。ビブリオバトルはあらすじを紹介するだけではなく、その本の魅力を伝えることが大切です。
今風に言うと「『推し(本)』の魅力を聴衆にアピールする」といったところでしょうか。なぜその推しが好きなのか?興味を持った理由は?なども大切なアピールポイントになります。
当日は校長先生も応援に駆け付け、生徒たちを見守ってくださいました。町立図書館の司書さんからは「みなさん、とってもとっても上手な紹介でした!」と感想をいただきましたし、聴衆として参加された大人の方からは「4人とも立派でした!チャンプ本を図書館で借りました!」とメッセージをいただきました。スゴイです!4人ともしっかり推し本の魅力を伝えることができましたね。
『本を読み、振り返り、紹介するポイントなどをまとめ、メモを見ないで3分間発表し、聴衆からの質問に答える』という難しいことに挑戦してくれた4人。心から感謝します。ありがとう。
ちなみに4人が紹介してくれた本は、
「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬/早川書房
「地獄鏡」江戸川乱歩/角川文庫
「掬えば手には」瀬尾まいこ/講談社 ★チャンプ本 図書室にあります
「ハヤブサ消防団」池井戸潤/集英社
です。推し本があるみなさん、良かったら図書室でビブリオバトルしませんか?聴衆としての参加もお待ちしています。知らない本と出会える、いいきっかけになりますよ♪
学校司書 鈴木明子