図書室から 『 生徒の読み聞かせ 』
2021.1.20
昨年の話です。
放課後、ひとり図書室で仕事をしていると
3人の3年女子生徒がやってきました。
最初はおしゃべりをしていたのですが、なぜだか
「読み聞かせしてあげるよ」と、そのうちのひとりが
近くにあった絵本を手にしました。
残りのふたりは「うん、いいよ」と聞く姿勢に。
私も仲間に入れてもらいました。
手にした絵本は
「ヒロシマ消えたかぞく」/指田和 写真:鈴木六郎/ポプラ社
最初は「いい写真だね」「お兄ちゃんの笑顔がいいね」等々
笑顔あふれる、にぎやかな読み聞かせだったのですが…。
哀しく、悲惨な場面になると、読み手の声だけが静かに響きました。
きっと何気なく手に取った絵本だったのでしょう。
普段の元気で明るい3人を知っているだけに、その雰囲気に
私もぐっときました。
とてもいい読み聞かせでした。
また読んでもらえるのを楽しみにしています。
学校司書 鈴木明子
「2021年」の漢字
2021.1.19
年が明けて最初の授業で、「2021年」の漢字を考えました。
例年、「新春 百人一首」をしているのですが、今年はコロナ禍なのでおあずけ。
3年生は受検、卒業と目の前のことで視野がいっぱいになりがちですが、それは2021年の内の3ヶ月くらい。
新しい道で過ごすことの方がずっと長いのです。
受検への不安、卒業への寂しさを抱えながらも、その先まで見てほしい、ビジョンを持ってほしいと思い、この活動に取り組んでみました。
みんなの漢字は、
「友」(中学校の友達と離れても仲の良いままでいたい。高校で新しい友達を作りたい。)
「新」(新しい環境で、勉強や部活を頑張りたい。)
「笑」(笑顔で卒業し、高校生活も楽しみたい。)
「挑」(新しいことにチャレンジしたい。)
などなど。
前向きで、明るい雰囲気の漢字がたくさんありました。
それらの漢字から、限られた中でも中学校生活の最後まで努力し、楽しもうと思っていること、そして高校生活への期待を感じました。
昨年はコロナ禍でたくさんの我慢をしてきた3年生。
今年はみんなの思いが報われる、希望にあふれた1年になってほしいと心から願います。
3年担任 徳久
3年学年だより 1月号
2021.1.18
こんにちは
3年生にとって、いよいよ受検・卒業シーズンを迎えました。
コロナ禍のなか、地道に努力を積み重ねてきた生徒たちにとって、実力が十分に発揮され、夢が実現されることを心より応援します。
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3年生 進路に向けて
2021.1.16
3年生は、先週の金曜日の5時間目に、公立高校の願書の清書を行いました。
その他の生徒は、面接練習を行いました。
私立・公立共に受験まで、あと1ヵ月を切っている生徒がほとんどです。
悔いのないように、受験勉強を頑張ってください。
手続等で分からないことなど、早めに相談してくだい。
また、保護者の皆様には、公立・私立の受験手続をしていただき、ありがとうございます。
引き続き、3年生のために一緒にサポートしていただけると嬉しいです。
写真は願書清書の様子です。
3年職員 志田
1年生の総合「職業調べ」新聞づくり
2021.1.15
今、1年生の総合では、冬休み中の課題だった「職業調べ」を個人新聞にまとめる作業をしています。
自分が将来就きたい職業について調べた人、身近な人に取材してまとめてきた人。
皆それぞれに構成を考え、丁寧に作業に取り組んでいました。完成が楽しみです。
さて、だいぶ前になりますが、あるファミリーレストラン…
に立ち寄ったことがありました。
そこで大好きな餃子を待っている間、
座席そばの壁面の大きな額に目がとまりました。そこには
と書いてありました。(縦書きなので右側から読みます。)
漢字だけなので(白文)、意味はわからないだろうと思いましたが
眺めているうちに、
「不」は打ち消しだから「不言」で「言わざる」、
「自」は「より」か「おのずから」、「蹊」は「みち」だろうなぁ…など、
パズルのピースがはまっていくように少しずつ文章が見えてきたのです。
そして、このような形までたどり着きました。
訓読文にしてみると、授業で漢文を学んだ皆さんも読めるのではないでしょうか。
「桃李いわざれども、下おのずから蹊を成す」
(桃や李はなにも言わないけれど、そのおいしい実を食べたいと思う人が木のもとに集まるので、その下には自然と道ができる。)
つまり「魅力あるものに自然と人は集まる」
…おいしいものを食べたいと思う人が集うような魅力ある店を目指し、そのことばにちなんで桃をマークにしました。
…ということでしょうか。
そのお店を宣伝するわけではありませんが、仕事にかける熱い思いや意気込みが伝わってきました。
もちろん、餃子はとてもおいしかったです。
1年担当 志田
久しぶりの青空でした・・・
2021.1.14
年が明けてからというものの、ずっと寒い日が続いておりました。
昨日もとても寒く、都心でも初雪が見られたとのことでした。
私たちが住んでいる所では、まだ雪は見ていませんが、今朝も道路も凍結しており、車を運転するのもちょっと怖いなあと感じました。
今日は久しぶりに朝から青空が広がり、爽やかな1日の始まりとなりました。
やっぱり、青空が見られると気持ちも軽やかになります。
この天気がずっと続いてほしいものです。
学校が始まり1週間が過ぎようとしています。
寒い中でも、体育の授業でグラウンドで活動している生徒の声が聞こえてきます。
生徒たちの元気あふれる声は、いつ聞いてもいいものでパワーももらえます。
なかなか先が見えない世の中。こんな世の中になって1年が経とうとしています。
でも、もう校舎から生徒たちの声は消えないでほしいと願っています。
8C組担任:佐々木 正美
実力テスト!
2021.1.13
冬休みと三連休が終わり、再び学校生活がはじまりました!
今日は1年~3年生まで実力テスト(英・国・数・理・社)です。
新年早々にテスト…ということで生徒のみなさんの口からはため息がこぼれていましたが、いざ始まると緊張感をもって真剣に取り組んでいる様子でした。
同時に、今日からはハートフルウィーク(教育相談週間)も始まります。
期間中は先生方が聞き役となって、生徒のみなさんの悩みや心配事の相談にのります。
先生方とじっくり話せる機会なので、勉強や部活、友だちやクラスのことで相談をしたいことがあれば是非お話してみてくださいね。
みなさんの悩みや不安が少しでも解消されるように願っています。
1年4組 担任 柳原 優希
校長室より 『 自由な時間 』 1/10
2021.1.10
緊急事態宣言が再発令されました。
これから先、みなさんはどんな日常を作っていきますか。
私はみなさんに、未来に向けて前向きな気持ちで中学校生活を送ってほしいです。
感染拡大を防ぐため、今後、授業や部活動に制限がかかるかもしれません。
それでも、希望を失わず前を向いて乗り越えていってほしいのです。
困難な状況下でも前向きに生きたモデルとして、万有引力を発見したことで有名なニュートンの話を紹介します。
今からおよそ350年前、1665年、現在のコロナウイルスのようにペストという病気がイギリスを襲いました。
現在と同じようにイギリス国内の大学が休校になりました。
当時ケンブリッジ大学の学生だったニュートンは突如与えられたこの時間を何に使おうか考えます。
ふつうなら、学校が閉鎖されれば喜んで遊んでしまいそうですね。
ニュートンも、同じように大学が閉鎖されて喜んだのですが、それは自分の自由な時間、日常ではかなわなかった研究や思索に没頭する時間が確保できたからです。
普段はなかなかできない興味がある分野の勉強をじっくりしようと決めます。
そして、故郷に戻り自宅にこもって勉強し、わずか18カ月の間に世界の常識を変える3つの大発見をします。
一つは数学の分野で微分積分法の発見、
もう一つは科学の分野で万有引力の発見、
そして、プリズムの実験から光の学問・光学を確立しました。
のちの人々がこの18カ月を「驚異の年」とか「創造的な休暇」とニュートンへの尊敬と驚きの気持ちを込めて名を付けています。
これからの3カ月をあなたにとって大切な時間にして、目標をもって過ごしてください。
将来の自分が、「 あの時よく頑張ったから今がある 」と言ってくれるような時間を過ごしてください。
校 長 石井 朝方
Ⅲ期がスタートしました。
2021.1.9
今日、Ⅲ期がスタートしました。
新しい年になり、大きな区切りを迎えたので3つの『Re』をみなさんに意識して生活してほしいと思います。
『 Reset 』 :リセットする。 → 昨年の悪い習慣や流れをリセット(初期化)する。
『Restart』:再び始める。 → 良いことも悪いことも新しい気持ちで取り組む。
『 Retry 』 :再び挑戦する。→ 昨年途中で挫折してしまったことなどを再挑戦する。
以上3つのことを意識して様々なことに取り組み、実りある一年間にしてほしいと思います。
1、2年生は今のクラスで生活するのも後3ヶ月です。
この3ヵ月でできることや自身があることを1つでも増やし、新しいクラスでも同じクラスになりたいと思う友人を1人でも多く作ってほしいと思います。
充実した3ヶ月にするために一緒に頑張っていきましょう!!
昨日撮った子どもたちのいない廊下の写真です。
今日は子どもたちの笑い声であふれていました。
学校をつくるのは子どもたちなんだなぁ~と思う今日この頃でした。
また、昨日のネコの話ですが、1人の生徒に聞いたところ、「ネコが好きだから!!」というシンプルな理由でした。
1年1組 担任 都築倫明