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湯河原町立湯河原中学校のブログ:学校生活

2月15日

2022.2.15

ウクライナ情勢が緊迫しています。歴史に学ぶ力が人類にはないのでしょうか。という私も何もする術がありません。できることは、子どもたちに「絶対に武力は使わない」という覚悟の上に物事に対処していく必要性を説いていくことです。戦争には必ず各々の国の「正義」がついてまわります。だから、しらないうちに「戦争」に突入していってしまいます。

2015年11月13日に起こったパリ同時多発テロで、妻を亡くしたパリ在住のアントワーヌ・レイリスさんのfacebookへの書き込みを引用し、思いを子供たちと共有したいと思います。

あなたたちは私に憎しみを抱かせることはできません。

13日の夜、あなたたちは特別な人の命を奪いました ―― 私が生涯をかけて愛する人であり、私の息子の母親です。 しかしあなたたちは私に憎しみを抱かせることはできません。私はあなたたちが何者かを知らないし、知りたいとも思いません。あなたたちは魂を失った人間です。殺人をもいとわないほどにあなたたちが敬っている神が自分の姿に似せて人間を創造したのだとしたら、私の妻の体に打ち込まれた全ての銃弾は、神の心を傷つけたでしょう。

私はあなたたちの願い通りに憎しみを抱いたりはしません。憎悪に怒りで応じれば、今のあなたたちのように無知の犠牲者になるだけです。あなたたちは私が恐れを抱き、同胞に不審な気持ちを持ち、安全に生きるために自由を失うことを望んでいる。あなたたちの負けです。

今朝、私は彼女に会いました。この数日、ずっと待ち望んでいた再会です。金曜日の夜に外出した時と同じように彼女は美しかった。12年前に私を夢中にさせた時と同じように美しかった。もちろん私は痛みに打ちのめされています。その点については、あなたたちは少しは勝利をおさめたのかもしれない。しかし痛みは長くは続きません。彼女はこれからも私たちと共に生き続けます。そして私達は再び自由に愛しあえる楽園で会えるのです。そこは、あなたたちが入れない場所です。

私と息子は二人きりですが世界中のすべての軍隊よりも強い。これ以上あなたたちのために使う時間はありません。メルヴィルが昼寝から目を覚ましたので、彼のところに行きます。彼は生後17カ月。普段通り食事をし、私と遊び、そして幸せで自由な人生を過ごすことで、あなたたちに勝利するでしょう。彼もあなたたちに憎しみ抱くことはありませんから。

facebookに載った原文

“Vous n’aurez pas ma haine”

Vendredi soir vous avez volé la vie d’un être d’exception, l’amour de ma vie, la mère de mon fils mais vous n’aurez pas ma haine. Je ne sais pas qui vous êtes et je ne veux pas le savoir, vous êtes des âmes mortes. Si ce Dieu pour lequel vous tuez aveuglément nous a fait à son image, chaque balle dans le corps de ma femme aura été une blessure dans son coeur.

Alors non je ne vous ferai pas ce cadeau de vous haïr. Vous l’avez bien cherché pourtant mais répondre à la haine par la colère ce serait céder à la même ignorance qui a fait de vous ce que vous êtes. Vous voulez que j’ai peur, que je regarde mes concitoyens avec un oeil méfiant, que je sacrifie ma liberté pour la sécurité. Perdu. Même joueur joue encore.

Je l’ai vue ce matin. Enfin, après des nuits et des jours d’attente. Elle était aussi belle que lorsqu’elle est partie ce vendredi soir, aussi belle que lorsque j’en suis tombé éperdument amoureux il y a plus de 12 ans. Bien sûr je suis dévasté par le chagrin, je vous concède cette petite victoire, mais elle sera de courte durée. Je sais qu’elle nous accompagnera chaque jour et que nous nous retrouverons dans ce paradis des âmes libres auquel vous n’aurez jamais accès.

Nous sommes deux, mon fils et moi, mais nous sommes plus fort que toutes les armées du monde. Je n’ai d’ailleurs pas plus de temps à vous consacrer, je dois rejoindre Melvil qui se réveille de sa sieste. Il a 17 mois à peine, il va manger son goûter comme tous les jours, puis nous allons jouer comme tous les jours et toute sa vie ce petit garçon vous fera l’affront d’être heureux et libre. Car non, vous n’aurez pas sa haine non plus.

 


石膏デッサン

2022.2.9

美術部では冬休みから、石膏デッサンに挑戦しています。

 

石膏デッサンとは、石膏像(古代の彫刻作品を石膏という白い材料で複製したもの)を木炭や鉛筆で描くものです。今回は、木炭を使って描きました。

 

はじめて挑戦する部員は、木炭の使い心地に慣れなかったり、形が取れなかったりと、苦しい思いを感じながら向き合っています。私も学生の頃に何度も石膏デッサンに挑戦しましたが、すんなりと描けたことはありません。そして、描く前はいつも高い壁を感じました。だからこそ、描き上げた後の達成感や、身に着いた力を感じた時の喜びはとても大きいです。

 

部員へは、「手を動かす時間よりも、見る時間を長く取ろう」という話をしました。見る力を育てるためですが、これが本当に難しい。ぜひ、最後まで向き合って欲しいです。

2年職員 木口

 


すてきな姿

2022.2.1

今、2年生の英語の授業で、生徒たちは「ピクチャーゲーム」を作っています。

生徒それぞれが題材(答え)を考え、その題材(答え)に少しずつ導けるように英語でヒントを考えています。

みんな一生懸命取り組んでいて、授業終了のチャイムが鳴っても「これどうですか?」と見せてくれる生徒がたくさんいます。

授業の課題に楽しそうに、積極的に取り組んでいる姿を見ると、とてもうれしくなります。

来週は、「電車乗り換え」のテストです。取り組み始めたころは「こんなの覚えられない!」と言っていた人たちも、今は

スムーズに活動しています。ベストパフォーマンスで終われるように、楽しみながら練習してほしいです。

 

2学年職員 粟飯島


抱負

2022.1.19

今年のお正月に、初めて担任をし、3年間持ち上がった学年の生徒たちの成人式に行ってきました。

久しぶりに再会した彼らは、とても立派で、相変わらず可愛くて。コロナ禍のため限られた時間だったのですが、たくさん話したり、一緒に写真を撮ったりしました。

生徒たちと話していると、些細なこともお互いにちゃんと覚えていることに気づきました。「忘れたプリントを家に取りに帰ったら学校に戻る途中で川に落として、びしょ濡れのプリントを先生に渡して怒られましたよね」とか。

「好きなことが見つからない」と言っていた生徒が夢を見つけていたり、「教員になるかはわからないけれど先生の影響で教員免許を取る授業も取っています」と報告してくれたり、学校を休みがちでよく一緒に本の話をしていた生徒が「大学の文学部に進み、小説を書いています」と作品を見せてくれたり。

以前と同じように「先生」と呼ばれ、懐かしい話をしてたくさん笑い、会わない間のことを伝えてもらえて、とても幸せな時間でした。そして、その成長ぶりに、私ももっと頑張ろうと元気づけられました。

 

今年の抱負は、のんびりしつつも行動を躊躇しないこと、大切なものを大切にできる、穏やかな日々をつくること。それと、筋トレの継続。頑張ります!


寒いですね・・・

2022.1.14

2022年がスタートして、2週間が過ぎようとしています。

年明けて間もなくして大雪に見舞われ、雪に慣れていない私たちには、車の運転や公共交通機関の乱れにとても混乱してしまったように思います。みなさんは大丈夫だったでしょうか。

1/11(火)から学校が始まり、学校にも活気が戻ってきました。しかし、ここ数日すっごく寒いです。今も強い風がグラウンドで部活動を行っている生徒に向かって吹いています。けど、そんな強風に負けずに走り回っている生徒のみなさんは頑張っているなと感心していました。

話は変わりますが・・・、2022年、みなさんはどのような年にしたいですか。何か目標は立てましたか。

こんな話をしている私は、目標を立てられていません。今考えていることは、今までとは違う自分にチェンジしてみようと思っています。具体的にというのはなかなか言えませんが、まずはずっとさぼってきてしまった、運動にもう一度チャレンジし体を鍛えようかと思います。今年度が終わるまであと2か月余り、目標を達成させたいと思います!!

今年もどうぞよろしくお願いします!

8D組担任:佐々木 正美


2021年、ありがとうございました・・・

2021.12.27

本日、2021年最後の日直を担当させていただきました。

昨日からとても寒く、雪もちらついたりしていましたが、今朝も冷え込み、気温は-2度を示していました。日本海側は大雪によって積雪もあるようです。

そんな寒い中、グラウンド、体育館では部活動に励む生徒の姿がみられました。天気はいいのですが空気が冷たくさらに寒さを感じるようです。

昨日は、全日本フィギュアスケートの男子フリーの演技が行われていました。約8か月ぶりに大会に出場する羽生弓弦選手に注目が集まりました。大会前のインタビューで羽生選手は、まだ誰も大会で成功したことがないジャンプ、「4回転アクセル」に挑戦すると言い切りました。さらに羽生選手は「本年を言うと、アクセルを跳ぶと言っちゃったんで、だからやりたい。今までの自分の人生の中で、絶対これをやると言って、やりきれなかったことはない。挑戦して叶わなくて、落ち込んだりしながら考えることはするが、でもまだ足は動く、体もあるし、まだスケートができる環境にもいる、だから精一杯やりたいと思う。」と話していました。世界の頂点を極める人が発する言葉は重く、有言実行してしまうからさらに人々に感動を与えます。

私はテレビの前で、4回転アクセルを跳び着氷した瞬間と演技が終わった後に拍手をしていました。

私にも今、夢があります。私は意思が弱く、羽生選手のように言い切っても「今までの人生の中でやりきれなかったことはない。」と断言ができません。でも、夢や目標を叶えるにはそれくらの思いがないと叶わないのだと改めて羽生選手に教えてもらいました。

2021年も残り1週間。無事に今日まで仕事ができたのは、生徒のみなさん、保護者の皆様、地域の皆様のお陰で、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。2022年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を!

 

8D組担任 佐々木 正美


Ⅱ期が終わりました

2021.12.24

1年間で最も長い、Ⅱ期が終わりました。

メモリーコンサートがあり、遠足があり、定期テストが2回あり、三者面談があり、このⅡ期は、本当に様々な行事がありました。そして、行事を通して生徒たちの成長を見ることができ、非常に充実した日々を送ることができました。

そして、明日から冬休みです。短い休みではありますが、クリスマスやお正月など楽しいイベントが盛りだくさんです。生活リズムを大切に過ごしましょう。また、3年生は、入試に向けた最後の追い込みの時期になります。過去問や予想問題など実践的な勉強を大切にコツコツ努力を続けましょう。

今年もあとわずかとなりました。「終わりよければ全てよし」という言葉もあります。今年やれることを最後までしっかり行い、充実した年末にしましょう。

3年進路担当

桑原紀明

 


冬に想う

2021.12.20

「寒いね」と 話しかければ「    」と 答える人の いるあたたかさ  俵万智

東北地方の山形県出身の私ですが、寒いのは苦手です。特に、関東の寒さは身に沁みます。雪が降るところから来たのに?と意外に思うかもしれませんが、私個人の感覚では、関東の寒さと山形の寒さは種類が違うのです。関東の冬は、カラカラに乾いた冷たい空気が皮膚に刺さるような寒さ。山形の冬は湿り気があって重く、しんしんとしみ込んでくる寒さなのです。就職して初めての年は、冬なのに雪がないどころか、毎日外に布団が干せそうなほど晴れているということに驚いたものでした。(山形の冬と言えば、朝から晩まで雪が降り続くことも珍しくなく、何日も太陽の姿を見ないなんて当たり前だったので…。)そして、乾燥した空気に喉をやられ、何度も風邪をひいたことを思い出します。神奈川県で暮らした年月の方が長くなった今は、だいぶ慣れました。逆に、毎朝毎晩の雪かきを考えると、きっともう雪国では暮らせないなあと思います。

さて、一番最初にあげたのは俵万智さんの短歌ですが、「     」にはどんな言葉が入ると思いますか?3年生は昨年学習したので覚えているかもしれませんね。「寒いね」と話しかけた時に相手が何と答えてくれたら心が温かくなるでしょうか?体に感じる寒さはあるけど、心がほっこりあったかくなる。そんな返事を考えてみてください。

3年生にとっては、いよいよ決戦の冬。まだまだ寒さは続きますが、こんな言葉もあります。「冬来たりなば春遠からじ」。この冬の先には光が降り注ぐ春が来ています。あと少し、もう少し、がんばれ3年生!

3年主任   木村 久美子


12月16日

2021.12.16

6月沖縄戦終息 8月敗戦記念日、原爆投下 12月太平洋戦争開戦など 1年に数回戦争を思い出す機会があります。そのたびに世界平和を願い、当たり前の日常に感謝しようと思います。また、教え子を二度と戦場に送り出さないために襟を正したいと思います。

文責 加藤吉彦


湯河原町児童・生徒作品展の様子

2021.12.14

12月8日(水)から12月14日(火)まで湯河原図書館にて開催された、湯河原町児童・生徒作品展の様子(一部)です。

作品は、教頭先生と用務員の野村さんが運び込みと展示をしてくださいました。

力作ぞろいの素敵な展示になっています。

 

作品は、他の人に観てもらい、想いが伝わることで命が宿ると考えています。

誰かの心を揺さぶる作品をつくることができたら、とても素敵ですね。

 

2年職員 木口


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