早起きをしてみよう!
2020.11.28
寒さがだんだんと厳しくなってきました。
朝起きた時になかなかお布団から出られなくなる時期ですね。
みなさんはすっと起きられていますか?
寒がりな私にとっては厳しい季節です…。
さて、みなさんは「早起きは三文の徳」という言葉を知っていますか?
「早起きをするとよいことがある」という意味のことわざです。
早起きをすると良いことがたくさんあります。
私は、早起きをした日には朝日を見ています。(毎日早起きしたいのですが、時々寒くて起きられない時があります…。)
朝日を見ることで気持ちをリフレッシュすることができ、「今日も一日頑張ろう!」という気持ちになれます。
私のお気に入りのスポットは、東海道線根府川駅あたりの電車の中から見える朝日です。
海と朝日のコラボは最高です!
みなさんも是非早起きをして朝日を見てみてはどうですか。
8組担任 高崎
数学って面白いよ?
2020.11.27
みなさんは誕生日が同じ人に会ったことはありますか?
ちなみに、私の担任している2年3組に同じ誕生日の生徒がいます。
さて、人が何人集まれば誕生日の同じ2人組ができるのでしょうか。
これは数学で説明することができます!
式を書くと
※この式は高校の数学で学習します。
どういうことかというと…
10人集まると誕生日の同じ2人組のいる確率は10%
20人集まると41%
23人で50%
40人で80%
70人で99%
1年は365日ありますが、70人集まれば誕生日の同じ2人組がいるということになります。
2年生には誕生日の同じ人が16組もいましたよ。
こんなこともわかる数学って面白い学問だと思いませんか…?
2年職員(数学科) 高橋
テスト返却
2020.11.26
先週、1・2年生の定期テストが終わり、昨日からテスト返却が始まっています。
校舎内を歩いていると、あちらこちらからテストの点数の話が聞こえてきます。
悲鳴や歓声も…。
いつも思うことなのですが、テストに向けてはみんな一生懸命勉強しますが、テストが返却された後はどうでしょうか?
点数を見て、喜んだりショックを受けたりして終わりになっていませんか?
大事なのはここからだと、私は思っています。
教科によっては、テスト直しレポートなどをやっている教科もありますね。
「提出しなきゃいけないから、とりあえずやる」のではなく、どこが間違っていたのか、何が理解できていなかったのか、しっかり見直し・解き直しをしてみてください。
必ず次につながってくるはずです。
次のテストの前に、前回のテストを見直したり、解き直したりするのも、効果的だと思います。
そのためには、終わったテストをきちんと保管しておくことも大事ですよ。
次のテストは2月です。
今回、思うような結果が出なかった人は、ぜひトライしてみてください。
(2年職員 髙木)
よく見るってこと
2020.11.25
2年生にとって今年度初のACT(Art Communication Training)を行いました。
今回は「よく見るってこと~Visual Thinking Strategy~」という活動を行いました。
クラスをそれぞれA、Bの2つのグループに分けます。
Aグループは黒板に貼られた美術作品を鑑賞し、解釈し、それを相手に伝えます。
Bグループは、伝えられた言葉をもとに、その美術作品を再現するというものでした。
初めは思うように伝わらず、悪戦苦闘。
でも、伝える側は伝える側同士で、聞く側も聞く側同士で情報を共有して、
何を伝える・何をきく、どう伝える・どう聞くなどを考えながらコミュニケーションをとることで、完成へと近づけていきました。
出来上がった作品を、みんなで見比べてみるとまたおもしろい。
同じ絵を見ていたはずなのに、出来上がった作品はそれぞれ違っていました。
人によってその絵の解釈(何を感じ、何を思ったか)は随分違ったようですね。
その“違い”は“間違い”では絶対にありません。
それもまた個性として、捉えてもらえればいいなと思います。
最後に生徒の感想を紹介します。
「人に伝えるのは難しいなと思いました。伝え方が人それぞれ違うから正解が無くて大変だった。普段の会話でも人に伝えるのが難しいこともあるから、自分が想像してるのと相手が想像してるものが違うのが当然なのかなと思いました。」
「初めはできると思っていたけど、いざやってみると意外と難しくて伝え方に悩みました。でも、途中でみんなで集まって話をしてみると「なるほどな」という理解の仕方だったり、伝え方を聞けて、とてもやりやすくなりました。こういったことをする機会は少ないけど、「理解」っていうのは人それぞれ色々な考え方があるんだなぁと思い、みんなの捉えた絵を見るのがとても楽しかったです。」
2年職員 加茂谷
GO TO 受験
2020.11.22
1・2年生は本日、3日間の定期テストを終わらせました。
どの生徒も終わった充実感にあふれ、昼休みには楽しく遊びまわる姿がみられました。
3年生は、先週定期テストが終わりました。次は受験です。
昨日、東京では新規感染者が500人を超え、ニュースとなっていました。
そこで、学年の中でも体調管理をしっかりしようと『マスク着用』の呼び掛けを強化しています。
この窮地をみんなで乗り切って、すっきりした気持ちで受験に向かえられるよう頑張っていきましょう。
『受験に向けたストレス発散アドバイス』
3年生にとって進路(高校受験)とは、自分の人生を決める初めての分岐点です。
なぜかわからない『不安感』が出てきて、何をしていいかわからなくなり、それがストレスとなっていきます。
そんな時はストレス発散をしましょう‼
ただし、周りの迷惑にならないようなものがいいですね。
インターネットで検索したところ次のようなものがありました。
勉強のストレス解消法4選!
その1 瞑想(10分間座って目を閉じてリラックス)
その2 つぶやく(他の人と辛さを共感。ネット等で悪口はダメですよ)
その3 涙活(心のデトックス。感動映画を見て涙をたくさん流しましょう)
その4 6分間読書(自分が感情移入できる内容がおすすめです)
『涙活なんてかっこわるい』と思うかもしれませんが、”うれしい”や”かなしい”、”よかった”など感極まったとき、自然と涙が出てきて、すっきりすることなんてありますよね。
ストレスはためず、コマ目に解消して充実した毎日が送れるよう過ごしていきましょう!
3年 西方省吾
伝える、伝わる、
2020.11.21
最近、「暗幕のゲルニカ」(原田マハ)を読了し、改めてアートの力を実感しました。
「ゲルニカ」は、一九三七年にドイツ軍がスペインの街ゲルニカに行った無差別空爆をモチーフに、パリ万国博覧会のパビリオンの壁画として描かれた巨大な油彩画です。
作者は、二〇世紀絵画の巨匠、ピカソ。
空爆がまさに今起こったかのような生々しさ、恐怖を描いて、平和を訴える、忘れたいけど、忘れてはいけない、そんなインパクトのあるメッセージ、そしてピカソの怒りが「ゲルニカ」には描かれています。
思いを形として表現するために言葉や絵、音楽等が存在します。
私は国語科としても言葉の修業中ですが、思っていることをなかなか言葉にすることができず、もどかしさを抱くことも多々あります。
そんな中だからこそ、今、改めて「ゲルニカ」に圧倒されました。
そんな中、3年3組の女子の間で行われている「絵しりとり」。
時折見せてもらうのですが、これが本当に難問!
(本人たちの許可を得て写真を載せるので、ぜひチャレンジしてみてください。)
たくさんヒントをもらってなんとか当てるということもあるのですが、自分の描いた絵が相手に伝わると嬉しそうで、見ていて微笑ましくなります。
例えば、ピカソのようなインパクトのある作品でも、お友達同士での会話でも、思いが形になるって、なんだか不思議で、素敵です。
そして、言葉も、絵も、それが真剣なものでも、遊びでも、やっぱり「伝わる」って、嬉しいなと、その原点を見せてもらえた気分です。
不安なニュースや受検のことで憂鬱になったり、納得のいかないことに苛立ったり。
気持ちがずっと穏やかでいられたらいいけれど、それは簡単なことではなくて。
でも、私たちには言葉や絵等、思いを表現する方法がたくさんあります。
例えば、傷ついたときに、反抗したいときに、力ではなく違う方法で抗うことができる。
気持ちを整理することができる。
相手に、自分の思いを伝えることができる。
そうであってほしいです。
どんな形でも思いを形にして発信していければ、それはメッセージとなって誰かに届きます。
そして、きっと、「伝わる」と、ほんの少しかもしれないけれど、心が穏やかに近づくような気がします。
「絵しりとり」の生徒たちに「先生も描いてよ」と言われるのですが、見ているのが可愛くて、ずっと断っていました。
でも、写真をホームページに載せることをお願いしたら「更新を楽しみにしている」と言われたことだし、描く側にも参戦してみようかなと思います。
絵が下手なので伝わるか不安だけれど、「伝わってほしい」と思って表現したものが「伝わる」といいなと思います。
徳久
図書室から 『その道のプロに聞く ふつうじゃない生きものの飼い方』
2020.11.20
先日の「先生のひとりごと」で、
山村先生が「かたつむりを飼っている」という記事を読みました。
それを読んで思ったこと。
・かたつむりって飼えるんだ
・かたつむりって卵の殻を食べるんだ などなど
次から次へ「かたつむりって〇〇なんだ」という発見がありました。
すると「そういえば…そんなカンジの本が図書室にあったはず!」と
ひらめき、本棚に直行!そして見つけたのがこの本!
『その道のプロに聞く ふつうじゃない生きものの飼い方』
(松橋利光/大和書房)
かたつむりについての記載もありました。
山村先生が書かれたこと以外にも「へぇ~っ」な内容が載っていました。
・かたつむりは食べたものと同じ色のウンチをする
例)キャベツを食べたら緑色のウンチ
ニンジンを食べたらオレンジ色のウンチ
この本がおもしろいのは「これって飼えるの?」という
「ふつうじゃない」生きものの飼い方が書かれていることです
(まさにタイトルどおりです)。例えば…
・タランチュラ →意外に温和(毒も弱めとの記載あり)
・アサリ →スーパーで買っても飼える などなど
おまけに「スーパーで買ったウズラの卵を孵化させよう」という
のもあったりして「へぇ~っ」の連続です。
気になった方は、ぜひ図書室へ。
お待ちしています。
学校司書 鈴木明子
かたつむり
2020.11.19
我が家でかたつむりを飼っています。
秋になって寒くなり冬眠したと思っていたのですが、このところの暖かさでまたのんびり動き始めました。
かれこれ6~7年になるでしょうか。
最初、子どもが見つけて持ち帰ってきたので、とりあえず透明のケースに入れて世話をしていました。
4匹の名前をつけてかわいがっていたところ、ある日たくさんの卵が…。今いるのは、そのとき産まれた1匹です。
飼ってみて初めて分かる「かたつむり」あるある…
・えさは、野菜や果物などよく食べます。耳を澄ませると卵の殻をカリカリかじる音が聞こえます。
・1㎜くらいの大きさの卵を、一回に数十個産みます。ビーズ状の消臭剤を最後まで使い切ったときにそっくりで、見分けがつかないくらいです。
・数日たつと1㎜の大きさで産まれてきます。かたつむりの形はそのままで、もちろん殻もついていてかわいいです。でも、虫眼鏡がないとよく見えません。
・レタスを1枚入れておくと、みんなでパクパク食べて大きくなります。最初のうちは殻が透明できれい。殻の模様は親かたつむりと同じです。
・7~8㎝ぐらいまで大きくなって、動きはゆっくりですが結構ダイナミックです。おなか側から観察すると、ぜん動運動の様子がよく分かります。
・寒くなると、殻に閉じこもってじっと固まって餌も食べません。暖かくなるとまた動き出します。
どこにでもいるかたつむりですが、こうやって思い返すと、知らなかったこと、新鮮な驚きを覚えたこと、なるほどなと思ったことなどいろいろありました。
世の中には、経験して初めて分かること、知って感動できることがたくさんあります。
中学生のみなさんには、いろいろなことに関心を持って積極的に挑戦し、吸収し、成長していってほしいです。
たくさん産まれたかたつむりたちも、自然に放したり死んでしまったりして、とうとう最後の1匹になりました。
以前より食欲も落ちて動きも遅くなりましたが、のんびり歩いている姿をぼーっと見ているだけで何だかホッとします。
もう少し長生きしてくれることを願っています。
(3年職員 山村毅樹)
もう一度、気を引き締めて!!
2020.11.18
もう2020年が、あと1ヵ月半ぐらいで終わりを迎えようとしてます。
この時期になると、今年の流行語は・・・今年の漢字は・・・紅白出場者は・・・などのニュースが出ますね。
ただ、最近のニュースでは、『第3波』が来ていることが多く見かけます。
もう一度、コロナ対策の意識を高めてみましょう。
マスクはしっかりしてますか?
小まめな手洗いしてますか?
うがいしてますか?
自分の命と大切な人を守るために、対策をよろしくお願いします。
これから、インフルエンザも流行る時期になります。
予防対策を心がけましょう!
ちなみに、このイラストは漫画家の羽海野チカさんによるものです。
『三月のライオン』や『ハチミツとクローバー』の作者です。
気になった人はぜひ読んでみてください!
3年職員 志田
小春日和(こはるびより)
2020.11.17
11月も半(なか)ばとなりましたが、今朝の冷え込みは少し和(やわ)らぎ、日中も20度を越える暖かさになりました。
校地内のサザンカも小春日和の日差しが気持ちよさそうです。
一方、気がつけば体育館前のプランターからいくつか芽が出ていました。
加藤先生に聞いたところ「スイセン(水仙)」の芽だそうです。
まだ芽が出ていないところには、チューリップの球根(きゅうこん)が眠っているとのこと。
チューリップの蕾(つぼみ)は、寒い冬が通過(つうか)したことを確認した後でなければ、開花(かいか)しないそうです。
チューリップは、冬に土の中で寒さを経験(けいけん)して初めて、美しい花を咲かせるのです。
3年生のみなさんは今日、すべての答案用紙を返却され、いよいよ進路に向けての動きが本格的になります。
1年生、2年生のみなさんも進級に向け、一年間の総まとめの時期になってきます。
この冬、チューリップやスイセンのようにじっくりと力をつけ、春にそれぞれの花を思いきり咲かせたいですね。
(担当 志田久)