校長室より 『 GREAT(グレート) 』 9/30
2020.10.1
「 GREAT(グレート)」
小田原・足柄下地区中学校英語発表会が10月3日(土)に開催されます。
湯河原中学校からは3年生の小澤さんと渡辺さんが参加します。
出場が決まってから毎日放課後に練習してきたそうです。
発表会本番を前に、その成果を校長室で聞かせてもらいました。
練習を一生懸命した結果でしょう、発音がネイティブに近く、よどみなく2人の会話が成り立っていて上手でした。
アトランタ・シドニーと2回のオリンピックでアメリカに金メダルをもたらしたソフトボール選手のミッシェル・スミスさんはこう言っています。
「 GREAT の最大の敵は GOOD です。
GOOD で満足してはいけません。
今より上手になりたいのならば GREAT を目指しなさい。」
代表の2人には、残りの3日間、GREATを目指して練習に励んでほしいと思います。
頑張れ!
校長 石井 朝方
地域のみな様へ 『 ジャージ登校 』について
2020.9.24
現在、湯河原中学校では、コロナ禍における「学校の新しい生活様式」の対策として、学校で過ごした着衣を帰宅後手軽に洗濯できるようにジャージ登校を実施しています。
制服登校を開始する時期は、今後の新型コロナウイルス感染症の状況により判断し、その時期になりましたら、改めてお知らせいたします。
趣旨をご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
校長 石井 朝方
図書室探検 9/21 『 図書室のコロナ感染対策 』
2020.9.21
毎日、昼休みには30~40名の生徒が訪れます。
三密にならないよう、コロナウイルス対策に気を配っています。
座席場所を指定するカードです。
大テーブルは3名が使用可能です。
貸し出し業務の後はアルコールで消毒します。
毎日、居心地の良い空間で、楽しく過ごしてほしいと願っています。
図書室探検 9/13 『 図書室のコーナー紹介 』
2020.9.13
図書室にはいくつかのコーナーがあります。
まず、「町立図書館からの借り受け本」のコーナーです。
湯河原中学校の鈴木明子司書や生徒の要望に応えて、湯河原町立図書館の職員のみなさんが運んできてくれた本を、一人2冊まで1週間借りることができます。
次に、「先生方や校長先生のおすすめ本」コーナーです。
先生方や校長先生が読んで面白かった本や作家、そして、子供たちに読んで欲しいと思った本や作家を紹介しています。
次は「新刊本」のコーナーです。
生徒にも大人気です。様々なジャンルの本が目に飛び込んできます。
最後は、「中学生に読んで欲しい30冊」と「うちどくブックガイドのおすすめ本」のコーナーです。
出版会社の新潮文庫が選んだ30冊が紹介されています。
また、町立図書館の職員の方が厳選した「うちどく本」も紹介されています。
それぞれのコーナーに特徴があり、図書室にいることが楽しいです。
図書室探検 9/8 『 学習コーナー増設 』
2020.9.8
昨年の夏、図書室北面に学習コーナーを設置しました。
隣との仕切り板を設けたので、個室感覚で集中して学習できるようです。
設置から1年が経過し、放課後に静かに自習する生徒を頻繁に見かけるようになりました。
特に定期試験前にはたくさんの生徒が利用するようになったので、机・イス・照明を2セット増設し、計7セットになりました。
みなさんの勉強が益々はかどることを期待してます。どんどん利用してください。
校長室より 『 その人にとって 』 9/7
2020.9.7
「 その人にとって 」
今年の5月に、ひまわりの苗を寄贈してもらった町内に住む梅原雄蔵さんから、
職員玄関横の池用にと、水草と蓮(はす)を頂きました。
水草は池の水を浄化する作用があるそうです。
蓮は今にも咲きそうな黄色いつぼみを持っています。
梅原さんが言いました。
『 この蓮は旧湯河原中学校の中庭の池に生息していたものらしいです。 』
私の頭の中に旧湯河原中学校の中庭の景色が色鮮やかによみがえりました。
先日、このコラムに書いた「ネジバナ」もその池の周りで咲いていましたし、
現在の校舎中庭に移築された白い少年像「 珠 」も池の隣にありました。
旧校舎中庭 現校舎中庭
水面の上で揺れている小さなつぼみが、思い出と重なって特別なつぼみに見えました。
湯河原中学校は長い歴史の中で、校地を移転して現在の海沿いの場所に至っていますが、色々な物で旧校地と繋がっていることを感じます。
その繋がりによって旧校舎育ちの卒業生にとっても、ここも母校だと思ってもらえたら嬉しいです。
「思いやり」や「人権」のように
誰にとっても大切なものがあるように、
一人ひとり、その人にとって大切なものがあります。
自分の大切なものだけでなく、誰かの大切なものも一緒に大切にして行きたいです。
校長 石井 朝方
校長室より 『 日々前進 日々努力 』 8/18
2020.8.18
「 日々前進 日々努力 」
明日19日から『 小田原・足柄下地区中学校スポーツ交流会 2020 』が始まります。
グランドでは照りつける夏の日差しをもろともせず、各部が残り少ない練習に汗を流しています。
体育館、武道場、卓球練習場は蒸し返すような暑さですが、こまめに水分補給をしながら練習しています。
たくさんの生徒が充分でなかった環境の中でも、あきらめずに粘り強く活動してきました。
今まで積み上げてきた練習に自信を持って、思い切って試合に臨んで欲しいです。
私がテニス部の顧問だった時
毎日の練習で部員にかけていた言葉
「 日々前進 日々努力 」
試合前日に選手にかけていた言葉
「 ペアと仲間と顧問、そして、自分を信じて戦いなさい。」
湯中生の活躍を期待しています。
校 長 石井 朝方
校長室より 『 くちびるに歌を 』 8/2
2020.8.2
「 くちびるに歌を 」
先日、生徒代表と今年度の行事について話し合った時に嬉しく思ったことがあります。
それは、私の想像以上に3年生がクラス合唱や学年合唱を大切に考えているところです。
私から、
『 今以上に感染状況が改善されないと、今年は合唱コンクールを開催できないかもしれない 』
と告げると、3年生が発言しました。
「 現在、コロナ感染の影響で音楽の授業中に合唱の練習ができていません。
もしも、このまま充分な練習ができず、自分たちが満足できないクラス合唱になってしまうなら3年生で発表し合うのは嫌です。」
「 半年たって今より状況が良くなっていたら、納得できる練習をしたいです。そして、卒業式に学年合唱をして、後輩や保護者に聞いてもらいたいです。」
学年の仲間と歌うことを大事にしたいという気持ちを知り、私はとても心打たれました。
昨年の合唱コンクールに向かっていた姿と、3年生の生徒代表の言葉、そして、彼らの成長を重ねて、3年生の思いのこもった歌を聞きたいと強く思いました。
歌うことは、何かを乗り越える力を得られるようにも感じます。
今の願いは、来年の3月にコロナ感染状況が落ち着き、卒業式で3年生の学年合唱が聞けることです。
校長 石井 朝方